どうも試験前だというのに畑しか出てない幹事のOです
いやはや先日お話したようまさか試験前に雄穂抽出とは思いませんよね
もとより私の予定ですとひと月前には出ていたはず…( ̄▽ ̄)
まあグダグダ言ってもしかたないのでアワノメイガ対策に噴霧器背負って薬散です
実は''なち''はこの間の投稿日のうちに薬散は済ませてました
↑''なち''のポップコーン''イエローポップ''
被害を受けた株はこのように食害痕(孔)が見られます
雄穂抽出期に発生したアワノメイガは雄穂に誘引され産卵、孵化したアワノメイガの幼虫は雄穂から株の中へと入り茎を食害します
やがては雌穂へ…
↑薬散後文字通り虫の息となったアワノメイガの幼虫
スイートコーン、デントコーン、ポップコーン問わずこのアワノメイガと呼ばれる害虫は発生し雌穂の絹糸が出る頃再び現れます
さて、ここからは少しマニアックな話になります
農薬についての話です
興味のない方は飛ばしてどうぞ
とうもろこしのアワノメイガ対策の薬と言えばデナポンかパダンの粒剤、プレバソン フロアブル5
はい、ポップコーン栽培時皆さんならどれを使いますか?
デナポン?パダン?
実は「とうもろこし」の農薬は実は少し面倒
適用表に「とうもろこし類」または「とうもろこし」と書かれているものはとうもろこし全般に使用可能なのですが「未成熟とうもろこし」や「子実用とうもろこし」と書かれているものにはちょっと注意が必要
「未成熟とうもろこし」とはすなわちスイートコーンのことで普段八百屋さんで見るとうもろこしです(もちとうもろこし等含む)
「子実用とうもろこし」とは読んで字のごとくタネが完熟したものを収穫するポップコーンやデントコーンなどになります
(ちなみにヤングコーンは「野菜類」に含まれるそうで厳密にはスイートコーンのヤングコーンを利用する際、ヤングコーン収穫前までにデナポンを使用した場合は市場に出せません)
上記を鑑みると実はこの未成熟とうもろこしにしか登録がないデナポンはポップコーンには使えないのです
正解はパダンかプレバソンです
うーん難しいですよね
ここ、試験に出ますよ〜笑
まあそんなこんなで薬散しアワノメイガ対策が完了したポップコーン
固定種のほうは丈が高くタイヘンだった…
まあイエローポップも固定種も上々です
っと思いきや肥料焼け
確かこの時ギリギリで最後面倒になって端に化成肥料ぶちまけたんですよね( ̄▽ ̄)
まあご愛嬌ということで…
なちのほうでは雌穂が早々
このまま調子よくいくことを願います
グリーンサークルのポップコーン屋さん
東農大グリーンのポップコーンの栽培から販売までを記録 ポップコーンは爆ぜきびとも言われます
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